おもろいせんせ
みたかの産後クラス、マタニティクラスを経て、
吉祥寺にあるかかりつけの歯医者へゆく。
この歯医者さんは困ったことに、午後4時に
予約しても、治療が始まるのは決まって5時か
5時半だ。
そんなわけで、診察券を出してから一度外へ出て、
買いものしたり小腹を満たしたりせねばならない。
そして、今やそれが愉しみでさえある。
本日は、まずは痛みだした虫歯を手がけてもらう。
ここの医師は、歯をできるだけ削らない、神経もできるだけ
殺さない、という方針で、センスはともかく、
先生の顔や(マスクをしているので顔の上半分)
考えかたが気に入って通い続けている。
自分はなりふり構わない面もあるが、かなり見栄っ張りで
格好つけなほうだと思っている。
しかし、歯に関しては、見た目よりも健康を重視
している。
私は一見歯並びがよいので、時々ほめられる。
歯の、人に見える部分がきれいに見えるらしいのだ。
確かに、歯並びのよさは、自分の欠点をかなりフォロー
していると思う。
しかし、見た目はともかく、かみ合わせはメチャメチャ
なのだ!
たぶんそのせいだろう。肩はそれほど凝っていないのに、
首の後ろが硬くて仕方がない。
整体を受けても、唄っても踊っても、笑ってもデレデレしても、
セックスしても、目を休めてもぼうっとしても、どうにも
緩まない箇所があるのだ。
或いは、自覚しにくい心理的なストレスがあるのかもしれない。
この歯医者には、奥に仰向けに寝られる治療台があり
時々ここに寝るはめになる。
そうして、操体法のようにひざを立てて右に左に倒したり、
首の前や後ろの筋肉をつかまれたり、奥歯の高さを
変えてみたりして、かみ合わせによって筋肉にいい感じで
力が入ったり、力が入りにくかったり、緩んだり緩みにく
かったりすることを観察しつついろいろ試すのだ。
これが、毎度時間が押せ押せになる理由である。
さて、できるだけ削らず、矯正もせず、私のかみ合わせは、
首の凝りは少しは楽になるのだろうか。
ついでに、あごのラインも少しはなだらかになるかしら。
あきらめず、抵抗もせず、うまくからだとつき合いながら、
変化を感じられるとよいのだが。
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