リハビリもいいけど、脱力もね
昨日、古い友人からメイルが届いた。
産後約2ヶ月になるが、日中赤ちゃんが泣きやまず、
抱っこのし通し。伴侶ともすれ違い、気まずい日々。
たすけて … という趣旨だった。
こういうとき、実際自分は何もできない。
変わってあげることもできないし、飛行機で駆けつけて
手伝うこともままならない。
産後の専門家、を名乗っているにもかかわらず、
無力であることを痛感する瞬間だ。
気休めかもしれないけれど、と前置きし、
まずは赤ちゃんから離れてみることをすすめてみる。
赤ちゃんを信頼できる人に預けて、外へ出てみる。
お茶を飲む。からだを休める。セラピストの手技を受ける。
ちょっと元気な人は泳ぐ、ヨガなどからだを動かしてみる。
家族があてにならないなら、プロに頼んでみる。
妊娠中は、こういったサービスを受けるなどという考えなど
まず持っていない。また、自分が赤ちゃんから離れることに
罪悪感を抱いたり、家族の理解を得られないというケースも
ある。
しかし、母親に気力がなくなってくると、赤ちゃんにも
伝わってしまう。これも相互作用だ。
産後のこころは、まるで海綿のようだ。
お腹の肉もふにゃふにゃなら、肚も弱っている。
ちょっとした言葉に傷つき、巧く切り返すこともできず、
言葉を飲み込んでしまう。
その、お腹にたまった亡霊のような言葉は、いつか絶対に
表面に浮かんできて悪さをする。
それは閉経期あたりかもしれないし、子どもが巣立った頃
かもしれない。
もっと自分にサービスをしよう。
産後は努力よりも、脱力よ。
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